ポリエステル素材のドライTシャツと相性のいいプリント方法とは?

普段着やスポーツ、アクティビティで着るためのドライTシャツを自分だけのオリジナルで作成してみませんか?Web注文サイトから簡単に注文できるドライTシャツは、デザインやロゴ系のデザインをプリントしたり、名前や文章などの文字系デザインをプリントしたりと、お好みに合わせて自由自在にアレンジできます。

ドライTシャツをオリジナルで作成する際は、デザインやロゴをプリントする無地のドライTシャツ選びから、デザイン制作、インクやサイズ選びなど、決めるべきことがいくつかありますが、特に重要なのが「どのプリント方法を使うか?」ということです。

Tシャツプリントと言っても、どのようなプリント方法を選ぶかによって仕上がりの感じや美しさが大きく異なるため、目的や用途に合わせて慎重に洗濯する必要があります。
印刷方法は、各Tシャツで使用されている素材の種類によって相性のいいプリント方法と、あまり相性がよくないプリント方法、素材によっては使用できないプリント方法があります。ポリエステル素材のドライTシャツを使ってオリジナルTシャツプリントを作成するときも、できるだけ相性がいいプリント方法を選ぶことで納得のいく1着を作れるはずです。

それでは早速、ポリエステル素材のドライTシャツと相性のいいプリント方法について色々紹介します。

ドライTシャツと相性のいいプリント方法は「昇華プリント」!

ポリエステル素材で出来たドライTシャツは、速乾性や通気性・耐久性に優れたTシャツです。激しいスポーツやアクティビティなど、大量に汗をかくようなシーンはもちろん、普段着としても人気があります。

アクティブシーンで活躍する機能性の高いドライTシャツは、デザインやロゴをTシャツプリントすることで自分だけのオリジナルの1着を作ることができるのですが、使用できるプリント方法や相性のいいプリント方法は、綿などの他のTシャツとは少々異なります。

ドライTシャツと最も相性のいいプリント方法は「昇華プリント」です。様々なアイテムに印刷が行える手法ですが、Tシャツ素材に関していえばドライTシャツにしか使えない特殊なプリン方法です。

昇華プリントとは?

昇華プリントは、専用の転写シートにデザインをインクジェットで塗料をプリントします。その後、この転写シートを無地Tシャツにかぶせて熱圧着を行い、生地に直接インクを染み込ませてプリントするという手法です。

似ているプリント方法にフルカラー転写プリントがありますが、フルカラー転写プリントの場合はデザインをプリントした専用シートを熱圧着で生地に張り付ける手法であり、生地に直接インクを染める昇華プリントとは別物です。

昇華プリントできる生地はポリエステルだけ!

オリジナルTシャツプリントで使える無地Tシャツ素材は、ポリエステル素材の他、綿(コットン)素材で出来たものがありますが、「昇華プリントできる生地はポリエステル素材」だけです。
昇華プリントは、インクを染み込ませた後の発色がよく、フルカラーで全面プリントできるプリント方法ですが、ポリエステル素材のみにインクが定着するため、それ以外の記事では定着が悪く、発色も悪くなります。

ドライTシャツの多くはポリエステル100%であるため、昇華プリントがおすすめですが、ポリエステル以外の素材が混紡されている生地を選んだ場合は、ポリエステルが含まれる割合が少ないものほどインクの定着が悪くなるので注意が必要です。

ドライ生地におすすめ!昇華プリントのメリットについて

ポリエステル素材で出来たドライTシャツに印刷するデザインやロゴを、きれいな発色にしたいと思ったら昇華プリントがおすすめです。

メリット1 発色がきれいで仕上がりが抜群!

ドライTシャツに使用するプリント方法で最もおすすめなのが、昇華プリントです。 昇華プリントのメリットは、何といっても「発色がきれいで仕上がりが抜群」ということです。フルカラー印刷に対応しているので、細かな線が描かれたイラストや多色のデザインの他、写真の印刷にも対応しています。
作成したデジタルデータや画像データを崩すことなく、そのままの状態で限りなく正確に転写できるので、再現性も高いと人気があります。

メリット2 染み込ませたインクがひび割れしない!

昇華プリントの2つめのメリットは、染み込ませたインクがひび割れしないことです。 専用の転写シートにデザインやロゴをあらかじめ印刷して、そのシートをドライTシャツ生地に熱圧着をしてインクを染み込ませているので、生地にインクがしっかり浸透していれば、色落ちやインクのひび割れといった問題が起きる心配はほとんど要りません。
ドライTシャツは耐久性に優れているため、洗濯を繰り返しても生地のシワや型くずれが少なく、昇華プリントで印刷した部分にも影響はほとんどありません。

メリット3 オールオーバーに対応!

昇華プリントは、オールオーバーに対応しています。平置きしたドライTシャツ全体に昇華プリントを行えるため、表と裏のどちらにもデザインを全面プリントできます。
専用の転写シートをTシャツにかぶせるようにして熱圧着を行うため、プリント自体をはみ出した状態にでき、裾や脇、袖のつなぎ目などのエッジに合わせて印刷できます。ドライTシャツの形状にプリントを合わせるには限界がありますが、生じる誤差は最小限に抑えられるので全体的なグラフィックTシャツやグラデーションTシャツなどを作るときは昇華プリントがおすすめです。

昇華プリント以外で使えるドライTシャツのプリント方法

ポリエステル100%で出来たドライTシャツには、綿素材では行えない昇華プリントがおすすめですが、そのほかにもドライTシャツで使えるプリント方法があるので、それらを簡単に紹介します。

ドライTシャツとインクジェットプリント

ポリエステル100%のドライ素材でも、インクジェットプリントが可能です。
インクジェットプリントは、印刷機械からインクを吹き出してドライTシャツの生地表面へ直接プリントする手法です。インクを生地に直接プリントするので、色が生地に馴染みやすく、より自然な風合いに仕上がります。デザインデータをそのまま印刷機械に取り込みプリントできるので、多色のデザインでも値段が変わりません。
インクジェットプリントは、ドライTシャツのカラーによってインクの発色が変わります。デザインがカラーの場合は先に白のインクで下地を塗ってからカラーのインクを吹きプリントします。

ドライTシャツとシルクスクリーンプリント

ドライTシャツにシルクスクリーンプリントを施す場合は、水性ラバーやラメ・メタリックに限定されます。ポリエステル素材を染める染料に熱が加わるとプリントするインクの色に影響を与えるため、箔やフロッキーなどはドライTシャツにプリントできません。
シルクスクリーンプリントは、1色ごとに製版を作成して生地にインクを刷り込む手法です。プリントしたあとの風合いが美しく、同じデザインのTシャツを大量生産するときに向いています。
ただ、複雑なデザインや多色のデザインの場合、必要な版が増えてしまうためその分費用が割り増しになります。3色程度であればシルクスクリーンプリントで行うのも現実的ですが、それ以上は他のプリント方法を選択した方がいいでしょう。

ポリエステル素材のドライTシャツにオリジナルプリントをする際は、発色がよく、フルカラーで全面印刷にも対応している昇華プリントがおすすめです!
今回紹介したように、デザインを印刷した後の仕上がりはプリント方法によって大きく差があります。それぞれプリント方法の特徴や仕上がり感などを比較して、作成したデザインやロゴに一番合ったプリント方法を選んでみてください。
以上、ポリエステル素材のドライTシャツと相性のいいプリント方法についての紹介でした。